なぜ「自傷行為」をしてしまうのか?

なぜ「自傷行為」をしてしまうのか?


自傷行為

死ぬ勇気もないのに、自分で自分の身体に傷を付けることで、生きている安心感を得る…自傷行為。

傷を隠し、そんな行為に及ぶ自分に対していつもダメ出しをしている。

自暴自棄になり、感情のコントロールを失い、常に劣等感を感じ、他人と自分の存在感に距離感を感じる、物事がうまく行かないと自分を責める。

自分は恥ずかしい存在で、価値がないと思う。

…とても辛い気持ちなのがわかります。

人間には「自己重要感」というものがあります。

これは自分を認め、自分を愛し、自分を尊重する「こころ」の働きです。

これが高いと、物事を前向きに考え、自信を持ち、生きやすい人生を送ることができますが、これが低いと、自分を責め、感情を見失い、悲観的になり、劣等感や自分を傷つけてしまいます。

「自己重要感」をつねに高くもっていたいというのが、人間の基本構造なのですが、時に何らかの関係でそれをじゃまする概念が「こころ」のなかにインストールされてしまいます。

自分はダメな人間だとか、勉強が苦手だ…とか根拠のないイメージですが、何回かそれに該当することが起こると、その思いは強化されてしまいます。

事実でないことが、あなたの中で事実化されてしまうのです。

自分から見捨てられた、あなたは行き場を失くし、自分の価値を見失います。

傷つけることで、自分の存在意義を確認します。

「自己重要感」をあげること。

それが、いまのあなたに必要なことなのです。

そのためには、簡単なこと、あたりまえのことでいいので、毎日、毎時間、ことあるごとに自分をほめてあげることはできますか?

最初はばからしいと思うかもしれませんが、お金も時間もかからないので、こころの中で自分のことをなんでもいいからほめてあげる習慣をつけてみましょう。

自分のことを責めるよりも簡単で楽しそうな気はしませんか?

ちいさな「愛」を自分に向けていくことで、すこしずつ「自己重要感」をたかめていく習慣をつけましょう。

この世の中に、必要じゃない人間はいません。

あなたは世界に一人しかいない、あなたの世界はあなたのものです。

自分で自分を愛すること、ただそれだけでいいのです。